カマルグ・グロ セル

カマルグ グロ セルは、塩田の水底に沈んでいるきめの粗い塩です。

カマルグの塩は、地中海の恵まれた美しい環境からの恩恵を受けてつくられた南フランス地方の産物です。
塩田の水底に沈んでいるきめの粗い塩です。
形はふぞろい、多少の湿気を含んでいます。調理塩としてお勧めです。



古代ローマから続く高品質な塩
カマルグ湿地帯では古代ローマから盛んに塩づくりが行われてきました。

南フランス カマルグ地方には約10万haにも及ぶ湿原地帯が広がっており、
その塩田に地中海の海水を引き、
春から夏にかけて太陽と風の力で濃縮される事で、
濃厚で力強い味の塩になります。

カマルグの塩は海水を蒸発させ手作業で採取する
という伝統的な手法を守って作られた自然海塩です。

その中でも最初に塩田の表面に現れた繊細な結晶を
丁寧に手作業で収穫したものが「Fleur de Sel（塩の花）」
フランス国内でも最高品質という位置づけです。

添加物が一切入っていない100%天然海塩。
天然の微量ミネラル＝オリゴエレメントが豊富に含まれており、
うまみがギュっと詰まった塩です。

※塩田の水底に沈んでいるキメの粗い塩が「グロ・セル」
グロ・セルを細かく砕いた「セル・ファン」も品質がいい塩です。



生成しなくても真っ白な塩
カマルグの塩田は、収穫直前には塩分濃度が高くなることにより
藻の仲間ドナリエラが繁殖しカロテノイドを大量に産出するため
水面がオレンジがかったピンク色に染まります。

カマルグの塩は製造過程で白く変化し、
精製しなくても真っ白な事が特徴です。